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2008.06.28 旅先Jazz@仙台


先日東北新幹線に乗ったら、車内誌トランヴェールの特集が「東北、ジャズに酔う旅」だったので、興味を惹かれて手にとってみました。というのも、今まで仙台には何度か行っているものの、音楽とは無縁の旅行だったので、ジャズなどを聴ける場所があるなら、一度行ってみたかったからです。

たまには情報誌に頼ってみるのもいいかな、と思い、仕事の後に、紹介されていた一軒に寄ってみることにしました。特集の趣旨は「東北新幹線で巡るジャズ喫茶」なのですが、紹介されている仙台市内のお店は、よくみると、いわゆる「喫茶」なのは一軒で、残りは、営業時間が18:00以降の"Jazz & Booze"という形態でした。



ジャズという音楽は本来自由なはずなのに、黄ばんだレコードジャケットがずらりと並ぶラックと、正面中央に重々しく鎮座するパラゴン、というように、それを「聴くための空間」は、妙に様式化する傾向があるようです。なんだか、音楽まで手垢が付いた過去の遺物のように感じさせてしまうその雰囲気は、あまり好みではないので、なるべくリラックスしてジャズの聴けそうな店を選んでみました。

あまり長居ができず、落ち着かない気分を、以外においしいコーヒーの香りが救ってくれました。久しぶりに大きな音量で、モダンジャズのメインストリームを聴くのは気分のいいものですが、暫くするうちに、さて、ここからどこに行こう?という途方にくれたような気分も、いつものように湧き上がってきてしまいました。
何度か通ってマスターに顔を覚えてもらえば、好みの音楽が流れて気分も変わるのかもしれませんが、旅先で、いきなりしっくりくる音楽環境に出会うのは、やはり難しいようです。

2008.01.13 春日井三昧


▲諸用あって、名古屋へ。
 東名阪を使う機会があると、ついハシゴしたくなる春日井セット。
 今回は昼時だったので、"CAFE CAWA"でメシ→"AMULUE"を物色というパターン。




▲中央のキャビネットには各種雑誌とイベントのフライヤーがおいてあります。
 「ふちがみとふなと@TOKUZO」のチラシがなにげに置いてあったり。
 写真には写ってませんが、DJブースもあります。




▲ランチは、女の子のおなかにちょうどいいくらいの量だけど、なかなか美味!
 この他にパスタやニョッキなども選択できました。
 エスニックなメニューの日もあるみたいなので、そちらもいずれ試してみたいところです。




▲コーヒーで〆た後は、AMULUE(アムル)へ。
 目の前の通りを300m程東へ移動するだけ。
 こんな外観なので、最初来たときは、気が付かずに、この前を何度も往復しました(笑




▲よく見ると、ちゃんと建物の一角に名前が書いてあるし、駐車場脇には大きな看板も建ってます。
 こんな素っ気無い外観にもかかわらず、中は本・CD・雑貨・コスメが盛りだくさん。
 セレクトのセンスも、鼻に付かない程度にマニアックなのがいい感じ。




▲やってしまった衝動買い・・・
 ここの音楽にはさほど興味なかったのだけど、今回はCDにまで手を出してしまいました。
 読んで、聴いて、面白かったら、ここで紹介する・・・かも?
LANDSCAPE : モエレ沼公園(札幌)
DATE : 2007/08/18



一夜明けた札幌は、薄曇り。

ゆにくらのライブが始まる前に小樽での余裕も欲しかったから、こちらでの行動時間は、お昼過ぎまで。あちこち行ってる余裕はなさそうだから、前から気になっていたモエレ沼公園だけは見ておくことにしました。

環状通東まで地下鉄で行って、そこからバスで20分。かなり郊外という感じです。おそらく豊平川の三日月湖だと思われるモエレ沼の内側の土地は、かつてはごみ処理場として利用されていたということですが、沼を含めた全体に修景計画を施し、現在の姿となっているようです。



しかし、こんなにスケールがデカかったとは!モエレ山もガラスのピラミッドも、想像比2倍強!なんだか、自分の中に持ってた本州的公園感覚のケチさを思い知らされた気分。イサム・ノグチの晩年の作品としても知られる同公園ですが、その徹底した景観計画に感心させられました。

構成要素は単純化され、遊具の一つもありません。でも、ただでかいだけじゃなくて、中を歩いていると、土地に起伏がつけてあって、スカイラインの向こう側に次の景色が隠され、歩いてゆくと、空の下にだんだんそれが見えてくる、あるいは、曲がり角の向こうに、不意に予測しなかった光景が現れる、といった視覚効果が魅力的で、歩いてて飽きません。




何かの案内放送が流れたので、その声のするほうに行ってみたら、噴水のショウが始まるところでした。最初霧しか出なかったので、まあ景観公園らしくてきれいだね、ぐらいに思ってたら、その後に続いた噴水の、ハンパじゃない高さと水量に、思わず笑っちゃいました。まるで間欠泉みたいな豪快さ!

モエレビーチと言う、水浴のできる浅い人工池にも行ってみましたが、子供がはしゃいでいて楽しそう。ここも、歩いてゆくと、だんだん水面が見えてくる心憎い設計。振り返ると、芝生と木と空がグラフィカルな景観を造っていて、まるで日本じゃないみたい。アスプルンドの「森の火葬場」は、行ったことはないけど、多分あの設計手法には何らかの影響は受けているのでしょう。

ちなみに、「森の火葬場」は、こんなところです▼
cf : エーエーラボ[AALab]及びアスプルンド展実行委員会



冬になると、雪に覆われたモエレ山を子供たちがそりで滑り降りて遊んだりしているそうですが、たしかに、あれくらいの高さなら、かなりすべり甲斐がありそうです。一面真っ白なモエレ沼公園は、夏とはまた全然違った美しさを見せてくれるでしょうから、一度観てみたいものです。

最後はガラスのピラミッドのなかをちょっと覗いて、滞在予定時間を大幅にオーバーしたモエレ沼公園を後にしました。こんな公園が大都市近郊にあるなんて、札幌の人たちが、ちょっと羨ましくなりました。さ、小樽へ急がなければ・・・



モエレ沼公園の施設案内はこちら▼
モエレ沼公園オフィシャルサイト

モエレ沼公園 :
   〒007-0011 札幌市東区モエレ沼公園1-1
   TEL:011-790-1231 FAX:011-792-2595
   開園時間:7:00〜22:00(入園21:00まで)



次回は、前夜の札幌でのライブ、を書く予定です。
2007.06.10 たんころりん

でんきをけして、スローな夜を。豊かな暗さ、たんころで。

豊かな暗さ、なんて、いいキャッチフレーズですね。
もはや明るいばかりが豊かさではない、と気付きつつも、まだまだ心のどこかでは、「暗いとビンボーくさい」という昭和な気分を引きずり、家の電球を換える時は明るいランプにしたくなるし、車のヘッドランプもハロゲンよりHIDの方が高級そうに見えてしまう我々。

もういい加減そんな意識は変えませんか?と問いかけてくるのが、数年前より足助町で行われている「たんころりん」というイベントです。「たんころりん」とは、竹で編んだ筒状のカゴに和紙を張った行灯のような灯具の名前なのですが、当日は、街のそこかしこに、この「たんころりん」が置かれ、そのほの暗い明かりを生かした催し物が、地区内の各所で行われるようです。

といっても私のことですから、このイベントに注目しているのは音楽が面白そうだからでもあります。古楽器バンドや津軽三味線、ケルティック・ハープなど、伝統楽器を中心としたライブが行われる中で、愛知のファド・ユニット、「空耳ファド」の演奏も予定されています。この地方で、ポルトガル・ギターが聴けるという機会自体稀少ですが、それが三河の古い宿場町の落ち着いた雰囲気の中で味わえるなんて、かなり魅力的です。

Event : 豊かな暗さ「たんころりん」
Date : 2007/06/16(sat)
Place : 愛知県豊田市足助町内各所

イベントの詳細はこちらから↓
たんころりんNews!



三河&楽器つながりでもう一つ。こちらは岡崎ですが、市民会館の丘のすぐ南側に、「石原邸」という江戸時代に立てられた民家があり、母屋の一部がカフェとして利用されています。歌手の吉村織絵さんのライブを聴いたことが縁で知ったこの古民家ですが、なかなかいい場所だということなので、行ってみました。


かなり汗ばむような暑さの日でしたが、やはり、本来の日本家屋は夏向きです。深い庇と縁側、炊事の土間をもつこの家の中を、気持ちの良い風が吹き抜けて行きます。ちょうど他のお客さんが帰ったところで、広い座敷に一人佇んでいると、時間の流れさえ変わってしまったかのよう。


と、そこへ、耳をくすぐるかすかな音色。戸棚に仕込まれたオーディオから流れるその音は、ポルトガルギターの音に違いありません。音域の近い伴奏楽器は・・・マンドリン?たしか、マリオネットという関西の先駆的なユニットが、この組み合わせだったはず。CDを教えていただいたら、96年にオーマガトキから出た3rdアルバム「ルジタニア憧憬」でした。古民家には、ポルトガルギターが馴染むのでしょうか。

Cafe : 江戸期古民家 石原邸
Place : 愛知県岡崎市六供町杉本70

CD : マリオネット 「 ルジタニア憧憬」
オーマガトキ / OMCA−5
abelha


 春日井にamulue(アムル)という名の、本 + CD + 雑貨&コスメのセレクトショップがあって、他所者には分かりづらい場所に建っているのに(建物自体は結構大きい)、いつも人で賑わってます。

 どこか遠くに行きたい気分だけど、暇がない!ってときに、たまに逃避場所として利用してます。店の雰囲気は、ビレバンがカオスだとすると、こちらはそれをもっとスノッブにした感じ。

 外装は、大胆にも工事現場の仮囲い用途の万能鋼板を仕上材に使い、真っ白に塗っているので、普通の本屋を探すつもりで行くと、工場か何かだと思って完全に素通りしてしまいます。建物自体には看板が付いていない上に、WEB上にHPさえ見当たらないのに、閑静な住宅街の中でこんな商売ができるなんて、ちょっと不思議ですが、まんまとツボにハマって口コミで宣伝してくれる人が結構いるんでしょう。私みたいに。

 昨晩は、そんなアムルの平積みコーナーで、ふと目に飛び込んだタイトル(=写真)が気になって、思わずジャケ買い!題名を見て、自動的に「ナシメント」と連想された方、残念ながら外れです。面白いかどうかは、まあ、読んでみてのお楽しみ。

 ちなみにアムルのある同じ通り沿いにはCAWAというカフェがあって、こちらは「いかにもMPBがおいてありそうな感じの店」(笑)で、音楽イベントもやってるようです。行ったことないけど。
春日井、なかなか面白いかも。