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2005.09.27 魔女
BOOK >> 五十嵐大介「魔女」1・2

また漫画なのですが、こんな物語(オムニバス)を描ける人がいるのか!と久しぶりに感動。

魔女、といっても、彼女たちは、破壊や治癒といった、あからさまな魔力は発揮しません。呪文を唱えるまでもなく、この世には既に盲目的な示威力が溢れていて、新たに強大な魔力を身につけたからといって、その人間は「スモールウィッチ」としか呼ばれない。この物語の魔女たちは、言葉に頼らないやり方で、もっと大きなことへの「気付き」を促すだけ。常識的には非力で、ある意味至極まっとうな感覚の持ち主たちばかりなのです。

「言葉で考えるあなたは、言葉を超えることは考えられない。」
一瞬真に受けて、すぐに矛盾が襲う魔女の台詞。「言葉」でなかったら、その瞬間に「超える」という概念も崩壊してしまうというのに、一体どうやってその事態を伝えたのか…それができるからこそ、彼女たちは真の魔女なのでしょう。この世を嘆き、あるいは執着したことはあっても、世界自体を疑ったことのない人間が、「そもそも世界とは?」という問いを強制的にもたされた時、いきなり足元が透けたような気分になる…。言表不能なその瞬間の出来事を、独特のヴィジュアルに置き換えている作者のセンスが素晴らしい!

描かれている舞台は様々。イスタンブールのバザールの喧騒だったり、欲丸出しの強引な開発が進むアマゾンのジャングルだったり、欧州のどこかの片田舎だったり。それぞれの場所から、静かに、時に劇的に、「本当に目を開いて見ているの?」という問い。

この物語に魅入られてるとき、一番の魔法使いは、きっと作者なんでしょうけど。
LIVE >> ko-ko-ya
DATE >> 2005/09/02
PLACE >> Cafe Dufi(名古屋・新栄)
PLAYER >> 笹子重治(ギター)、江藤有希(バイオリン)、黒川紗恵子(クラリネット)

うわさのショーロユニットの名古屋初ライブ。打楽器のいないトリオなので、室内音楽的に柔らかく軽やかな演奏なんだろうな、と思っていたら、最初の数小節でガツン!
ごめんなさい私が未熟者でした。なんという強靭なショーロ。3つの楽器が対等な立場で歌う歌う!

選曲も絶妙。特にLaércio de Freitasの2曲は素晴らしかった。CDではラエルシオのオルガンがカッコよかった"Ao Nosso Amigo Esmê"も、ko-ko-yaバージョンでは、主旋律と対旋律がまるでバロック音楽みたいに絡み合う瞬間もあって、更に曲の魅力が増している感じ。

あとで譜面を見せてもらったら、ラエルシオの曲はコードが付されているのみ。まるで書き譜を演っているようなハーモニーさえ、その場で生み出されていたとは…もう、完全に降参。大阪組が遠路はるばる聴きにやって来たくなる理由もよくわかりました。

なんか、このところライブのたびにハイレベルなショーロを聴いて、耳ばかり肥えそうでコワイです・・・
Roda de Choro #2
DATE >> 2005/09/16 21:00〜
PLACE >> SAMBATOWN(名古屋・杁中)

うわわ。課題曲をさらいきらないうちに2回目が来てしまいました。ホーダ・ヂ・ショーロ@サンバタウン。
さすがにテーマさえあやふやってのはヤバいでしょう。初見ダメなんだから。なんとかしなさい>オレ
前回のメンバーはほぼ揃っていた上に、東京からギター、大阪からフルートの飛び入り参加があり、メンツはかなりの充実度&賑やかさ。
同じ楽器が複数揃うと、アンサンブルできるのが素晴らしいです。特に2本のフルートは美しい…
え、私ですか?そりゃもう、ただ聴き惚れているだけす。ハイ(恥

練習がどういう方向に行くのかな、というのも興味だったのですが、集まったメンツの力量で自然にその都度対応してゆくという形になりそうですね。
一通り課題曲+やりたい曲が終わると、この辺りからブラジル人の参加もあって、パゴージへ、ボサノバへと雰囲気を変えつつ無限に進行。
そして今日も午前様。前回よりは積極的に参加した分、さすがにヘロヘロになりました。

次回は、Lembrancaを迎えてのホーダが10/10に、レギュラーのホーダがBeto Calettiのライブの影響で前週にずれて10/14に、それぞれ開催予定です。
ひえ〜、時間がないっす!課題曲が増えたら、ちょっと手に負えないかも? (^-^;;