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期待していたジアナ・ヴィスカルヂの来日ツアー、残念ながら中止になってしまったようです。

発表されていたツアースケジュールでは、共演ミュージシャンの名前を見かけることもありませんでしたので、とりあえず場所は確保したものの、結局いろいろ折り合いが付かなかったのかもしれませんね。

しかし、考えようによっては、もう一度ちゃんと仕切りなおす機会が与えられたということにもなりますから、これでよかったのかも知れません。
アーティスト、オーディエンス共に中途半端な印象を払拭できないライブを強行するより、多少時間はかかっても、もう一度観たい・演りたいと思わせるような環境を実現する方が、はるかにマシですから。その次に繋げるためにも。
大物の来日が相次いだ去年の状況と比べてしまうせいか、今年のブラジル音楽系ライブは、イマイチ盛り上がりに欠けている感じがします。
しかし、秋になって、去年初来日で抜群の好印象を残してくれたベト・カレッティのツアーが始まったと思ったら、期待の女性ヴォーカル、ジアナ・ヴィスカルヂの来日ツアーも決定したようで、なかなか面白くなってきました。
MPBやサンバの最良のエッセンスを自己のスタイルの中に消化し、ギター1本で極上の弾き語りを聴かせるベトと、作曲に独自のセンスを発揮し、ジョイスに似た声質で聴き応えのあるポップなサウンドを生み出すジアナ。
CDでもその実力の片鱗は覗えますが、セッションの経験を十分に積んでいる人たちなので、ライブにおいて観客と創り出す音の空間をリアルに体験した方が、数倍そのよさが実感できるはずです。

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ベト・カレッティはすでにツアーの前半を終えていますが、後半の3日間は、山形にゲスト出演予定の安井源之新さんが、他都市の公演でもリハを兼ねて飛び入り参加してくれるそうです。名古屋しか行けない私にとっても、これはうれしい展開です。

BETO CALETTI JAPAN TOUR2006
ベト・カレッティ・ジャパンツアー2006(後半)

9月22日(金) 名古屋カフェ・ドゥフィ(TEL : 052-263-6511)
        19:00 OPEN / 20:00 START(2ステージ・入替えなし)
        チャージ:予約3,000円 / 当日3,500円(共にワンドリンク付)

9月23日(土) 青山プラッサオンゼ (TEL : 03-3405-8015)
        1st 20:00〜 / 2nd 21:30〜(2ステージ・入替えなし)
        スペシャルゲスト:matsumonica
        チャージ:3,300円(ワンドリンク付) 

9月24日(日) 山形・山寺風雅の国「馳走舎」(TEL:023-695-2011)
        18:30 OPEN / 19:00 START
        スペシャルゲスト:安井源之新
        チャージ:3,800円
        問い合わせ:山形ブラジル音楽普及協会/石郷岡(bossacur@ma.catvy.ne.jp)


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また、ジアナ・ヴィスカルヂは、東京以降のツアー予定がまだ発表されていないようです。ディモンシュでの予約受付は早くも始まっているようですね。
※9/29 公演中止の発表がありました。

10月19日(木)奈良カナカナ (TEL,FAX :0742-22-3214)
        21:00〜 
        チャージ:2,500円

10月20日(金) 沼津cafe torrent(TEL:055−962-1539)
        20:00 OPEN / 20:30 START
        チャージ:前売り3,000円(ワンドリンク付)
        ※ランチタイム(11:30〜14:00)の問合わせはご遠慮ください

10月21日(土) 鎌倉 cafe vivement dimanche (TEL 0467-23-9952)
        1st 19:00〜 / 2nd 21:00〜(2部・入替え制)
        チャージ:2,500円(ワンドリンク付)

2006.09.13 10年の看過
Exilio

少し前にファドを聴いたのをきっかけに、掘り返したCDの山の中から、ハラリと落ちた紙が1枚。1997年、ポルトガルのジャズ・ピアニスト、ジョアン・パウロの来日ツアーのパンフだった。

マリア・ジョアンに提供した曲が面白かったので、本人名義のアルバムも試聴してみたものの、当時の自分の耳には引っ掛からず、結局CDも買わず、ライブも行かずじまいだった。

でも、今ならどう聞こえるだろう?そんな興味から、ネットで試聴してみたら、すぐにCDを取り寄せたくなるほどの好感触。最初は「ん?」という感じだったけど、地震後の津波のように、感動が遅れて襲ってきた。

ややストイックで、一筋縄ではいかない凝ったフレージングに、あの時も阻まれてしまったのかな、と思う。その向こうにある、ファドやジャズ、クラシックを内包した甘美な奔流に気付けなかった。

あの時聴いたはずのアルバム"Serra Sem Fim"は、今では流通していないらしく、ネット上でも殆ど見当たらない。しかし、CDはともかく、ライブだけは行っておくべきだった!