| Home |
2007.02.26
アイリッシュ・セッション
オリコーヒーでの土曜のライブの後、ライブに興味を持った理由をマスターに言葉で説明するのが面倒だったので、カトリオナのCDを流して聴いてもらったら、少し離れたところにいたフィドルの小松さんが、「誰?今弾いてるの。カッコいいですね!」と即座に反応。さすがミュージシャン。談笑していても、音楽が音楽として聴こえているんですね(笑。
それがきっかけで少しお話させていただいた時、覚王山Bumphy's(バンフィーズ)で小松さんが主催されているセッションの存在を知りました。アイリッシュのホーダみたいなもの?と、俄然興味が湧いてきたところ、それがたまたま翌日の昨日だったので、仕事帰りにちょっと覗き見してみました。
余談ですが、シェトランドのスタイルでは、アイルランドよりもクラッシック的にカッキリ弾くのだそうです。

セッションは2006年から始まったようですが、フィドル3人をはじめ、バグパイプ、ギター、アイリッシュハープ、バウロン、アコーディオン、フルート(木製)等、10人超のメンバーがなかなか賑やかに演ってました。多少の差はあれ、その雰囲気はかなりホーダ・ヂ・ショーロに近い感じ。曲についていけなかったり、知らない曲だと、その間に手を休めて飲食するところも。
40曲近いスタンダードに加え、各人の好みの曲を、誰かがリードして始めてゆくという形式で、全く曲名が告げられないのが印象的。また、殆どの人が、ティンホイッスル(調固定の縦笛)を使えるので、メロ担当が多く、かつユニゾン状態になるのは、ホーダとは異なる点でした。
しかし、大西洋を挟んで正反対の国の音楽を、この名古屋でも、互いに知らずにセッションのコミュニティーを作って演奏してるなんて、なんだか不思議な感じ。そのうち、どこか同じ場所で、セッション合戦なんてのも面白いかも・・・
な〜んて余計なこと考える前に、練習しないとね。
それがきっかけで少しお話させていただいた時、覚王山Bumphy's(バンフィーズ)で小松さんが主催されているセッションの存在を知りました。アイリッシュのホーダみたいなもの?と、俄然興味が湧いてきたところ、それがたまたま翌日の昨日だったので、仕事帰りにちょっと覗き見してみました。
余談ですが、シェトランドのスタイルでは、アイルランドよりもクラッシック的にカッキリ弾くのだそうです。

セッションは2006年から始まったようですが、フィドル3人をはじめ、バグパイプ、ギター、アイリッシュハープ、バウロン、アコーディオン、フルート(木製)等、10人超のメンバーがなかなか賑やかに演ってました。多少の差はあれ、その雰囲気はかなりホーダ・ヂ・ショーロに近い感じ。曲についていけなかったり、知らない曲だと、その間に手を休めて飲食するところも。
40曲近いスタンダードに加え、各人の好みの曲を、誰かがリードして始めてゆくという形式で、全く曲名が告げられないのが印象的。また、殆どの人が、ティンホイッスル(調固定の縦笛)を使えるので、メロ担当が多く、かつユニゾン状態になるのは、ホーダとは異なる点でした。
しかし、大西洋を挟んで正反対の国の音楽を、この名古屋でも、互いに知らずにセッションのコミュニティーを作って演奏してるなんて、なんだか不思議な感じ。そのうち、どこか同じ場所で、セッション合戦なんてのも面白いかも・・・
な〜んて余計なこと考える前に、練習しないとね。
2007.02.25
フィドル
Live : A Letter from Ireland
Player : 小松大(Fiddle),二宮楽(Guiter)
Date : 2007/02/24
Place : Ori Coffee(名古屋・植田)
「今度ウチでアイルランド音楽のライブ演るんですが、興味ありますか?」
オリコーヒーのマスターが探るようにそう訊いたのは、普段私が主にルゾフォニア(ポルトガル語圏)の音楽しか話題にしていないからでしょう。だから、「行きますよ」という答えがすぐに返ってくるとは予想されていなかったみたいです。

確かに、全然詳しくありません、アイルランド音楽。ただ、何年か前に出会ったフィドル奏者Catriona Mcdonald(カトリオナ・マクドナルド:正確にはこの人はシェトランド出身)のCDは、ずっと気に入って聴いていて、いつかライブでこのような音に出会ってみたいと思い続けていました。音楽に対する趣味の深さでは相当なレベルのマスターが厳選したライブですから、きっと間違いがないでしょう。

早くもライブの2週間前には席が予約で埋まっていたようです。近所の常連さんから、遠くは京都から来られた音楽好きの方などで満席となった、当日のライブは、まさに期待していた以上の内容でした!ジグ、リール、ポルカ、エアなどがバランスよくちりばめられたプログラムは、アイルランド音楽に馴染みのない者にとっては聞き覚えのない曲が殆どでしたが、音楽的にきっちり満足させてくれました。演奏者が、それに対する愛着を伝えられるほどの技量を持っているからこそでしょう。

フィドル(=バイオリン)奏者の小松さんは、地元でアイルランド人のフィドル奏者に師事した後、渡愛して更に演奏技法を学んだという経歴の持ち主だけあって、本格的なスタイルを獲得しています。アイリッシュ独特の節回しは、生で演っているのを見ても、どういう運指から生まれるのか、全く分かりませんでした。
伴奏ギターの二宮さんも、まだ高校生ながら、ロックから民族音楽まで弾きこなし、既に各方面で活躍されているようですが、ライブ後に、速いバチーダをさらりと弾くのを耳にしたので、その実力は本物のようです(というか、末恐ろしい…)。地元にこんな人たちがいたんですね〜!まさに灯台下暗し。
"Morning Dew"や"The Golden Castle"など、特に印象に残った曲もあるので、ここからまた世界が広がるかも。小松さんは、覚王山のBumphy's (バンフィーズ)というアイリッシュ・パブで行われているセッションを主催しておられるようですので、こちらも面白そう。ちょうど、ショーロでいうところのホーダ・ヂ・ショーロのような集まりみたいです。たまには、北の方の音楽も、楽しんでみますか。
Player : 小松大(Fiddle),二宮楽(Guiter)
Date : 2007/02/24
Place : Ori Coffee(名古屋・植田)
「今度ウチでアイルランド音楽のライブ演るんですが、興味ありますか?」
オリコーヒーのマスターが探るようにそう訊いたのは、普段私が主にルゾフォニア(ポルトガル語圏)の音楽しか話題にしていないからでしょう。だから、「行きますよ」という答えがすぐに返ってくるとは予想されていなかったみたいです。

確かに、全然詳しくありません、アイルランド音楽。ただ、何年か前に出会ったフィドル奏者Catriona Mcdonald(カトリオナ・マクドナルド:正確にはこの人はシェトランド出身)のCDは、ずっと気に入って聴いていて、いつかライブでこのような音に出会ってみたいと思い続けていました。音楽に対する趣味の深さでは相当なレベルのマスターが厳選したライブですから、きっと間違いがないでしょう。

早くもライブの2週間前には席が予約で埋まっていたようです。近所の常連さんから、遠くは京都から来られた音楽好きの方などで満席となった、当日のライブは、まさに期待していた以上の内容でした!ジグ、リール、ポルカ、エアなどがバランスよくちりばめられたプログラムは、アイルランド音楽に馴染みのない者にとっては聞き覚えのない曲が殆どでしたが、音楽的にきっちり満足させてくれました。演奏者が、それに対する愛着を伝えられるほどの技量を持っているからこそでしょう。

フィドル(=バイオリン)奏者の小松さんは、地元でアイルランド人のフィドル奏者に師事した後、渡愛して更に演奏技法を学んだという経歴の持ち主だけあって、本格的なスタイルを獲得しています。アイリッシュ独特の節回しは、生で演っているのを見ても、どういう運指から生まれるのか、全く分かりませんでした。
伴奏ギターの二宮さんも、まだ高校生ながら、ロックから民族音楽まで弾きこなし、既に各方面で活躍されているようですが、ライブ後に、速いバチーダをさらりと弾くのを耳にしたので、その実力は本物のようです(というか、末恐ろしい…)。地元にこんな人たちがいたんですね〜!まさに灯台下暗し。
"Morning Dew"や"The Golden Castle"など、特に印象に残った曲もあるので、ここからまた世界が広がるかも。小松さんは、覚王山のBumphy's (バンフィーズ)というアイリッシュ・パブで行われているセッションを主催しておられるようですので、こちらも面白そう。ちょうど、ショーロでいうところのホーダ・ヂ・ショーロのような集まりみたいです。たまには、北の方の音楽も、楽しんでみますか。
2007.02.19
芦田紫門さんの新譜が発売に

コインブラタイプのポルトガルギター奏者、芦田紫門さんの新譜"Viajar pelo Mundo"が発売になりましたので、早速取り寄せて聴いてみました。
「世界を旅して」というタイトル通り、ファドやポルトガルギターのための曲ばかりでなく、イギリスやスペイン、ブラジルの楽曲も取り上げた内容となっています。
昨年10月2日に姫路で芦田さんのコンサートを聴いた時は、このCDのための録音がかなり進んでいた時期であり、ほぼコンサートのプログラムと同じ曲構成となっていました。
あの時もそう思いましたが、ビートルズの"Michelle"や"Yesterday"は不思議なほどポルトガルギターにピタリとはまる編曲が施され、旋律が始まったとたんに、即座にその選曲に納得できます。
隣国、スペインの「アルハンブラ宮殿の思い出」も取り上げられていますが、本来のクラッシックギターでの演奏とは、また違った味わいがあり、こちらもなかなか好感触。
芦田さんが尊奉するカルロス・パレーデスについては、さすがに安定感のある演奏ですが、先日入手したパレーデス自身のCDと聞き比べると、芦田さんが独自の曲解釈を加えられていることもわかります。
例えば、"Canção"の各小節の頭の四分音符を、殆ど付点4分まで引っ張って強調している点など。本来ワルツである曲が、7/8拍子のように聴こえる意外性を生んでいて面白いと私は思います。
ギターラ・ポルトゥゲーザ(ポルトガルギター)という楽器に真正面から取り組んで、ソロ楽器としての魅力が十分に楽しめるこのCDは、かなり貴重だと思いますので、興味を持たれた方は、是非お聴きになってみてはいかがでしょうか。
録音に関して私は耳が肥えている方ではありませんが、音色が華やか過ぎる録音が多いポルトガルギターのCDのなかにあって、この作品では高音が適度に抑えられ、楽器本来の響きに近い印象になっているのも、非常に好ましい点だと思います。
CDは、現在のところ芦田さんのHP↓から購入することができます。
http://sound.jp/fado/
CD : SIMON ASHIDA "VIAJAR PELO MUNDO"
ODAF-2006
2007.02.13
音と香りは夕暮れの大気に漂う
LIVE : 山本のりこ「旅ライブ」
PLACE : Cafe Dufi(名古屋・新栄)
DATE : 2007/02/11(SUN) 1st:20:00- 2nd:21:30-

あいかわらず休日出勤してるような状況ながら、帰路、こんな言葉(たしか、ドビュッシーの曲のタイトル)が思い浮かぶのは、やっぱり余裕ができたってこと。忙しいと、街のざわめきや香りに気付く余裕もないから。
そんな気分のまま、Cafe Dufiの人気プログラムとしてすっかり定番化した、山本のりこさんのライブへ。
ボサノバと出会ってくれて本当にありがとう、と言いたくなるのりこさんの声は、やわらかな声質ながら、低音に伸びがあり、普段はボサノバを聴かない私の耳も、魔法のように虜にしてしまいます。
そして、いつまでも聴き飽きないのは、ただ軽やかで優しい声質なのでなく、しっかりした音楽性が背景に織り込まれているからでしょう。声にも、ギターにも。
実際、お話させていただくと、聴かれている音楽の範囲が非常に幅広く、また、それらに関する明確な意見をお持ちの方だとわかります。
久しぶりのソロ弾き語りは、ボサノバやMPB、サンバまで及ぶスタンダード、自作のボサノバ、英語で歌うポップスなど、これまでのりこさんが表現してきた音世界を自由に行き来する内容で、非常に聴き応えのあるライブとなりました。

いつのころからか、いいライブは心に留めさえすればいいと思うようになって、ライブの記録には興味がなくなってしまったのですが、この日は、最近Cafe Dufiに取付けられたスポットライトの効果がとても印象的だったので、のりこさんにお願いして、2ndステージの写真を撮らせていただきました。
しかし、撮ってみると、こうして写真で切り取れるものは、経験していることや、写っている人の、ものすごく限定的な一部分だと思い知らされます。まともなデジカメを導入したばかりということもあって、撮りたいと思う最低限のニュアンスさえ、掬いきれているかどうか。
そして、画像に固定した瞬間から、それらは「写真」として、別の意味をまとい始めてしまう。難しいものですね。
(各写真はクリックで拡大します。転載は御遠慮ください。)

PLACE : Cafe Dufi(名古屋・新栄)
DATE : 2007/02/11(SUN) 1st:20:00- 2nd:21:30-

あいかわらず休日出勤してるような状況ながら、帰路、こんな言葉(たしか、ドビュッシーの曲のタイトル)が思い浮かぶのは、やっぱり余裕ができたってこと。忙しいと、街のざわめきや香りに気付く余裕もないから。
そんな気分のまま、Cafe Dufiの人気プログラムとしてすっかり定番化した、山本のりこさんのライブへ。
ボサノバと出会ってくれて本当にありがとう、と言いたくなるのりこさんの声は、やわらかな声質ながら、低音に伸びがあり、普段はボサノバを聴かない私の耳も、魔法のように虜にしてしまいます。
そして、いつまでも聴き飽きないのは、ただ軽やかで優しい声質なのでなく、しっかりした音楽性が背景に織り込まれているからでしょう。声にも、ギターにも。
実際、お話させていただくと、聴かれている音楽の範囲が非常に幅広く、また、それらに関する明確な意見をお持ちの方だとわかります。
久しぶりのソロ弾き語りは、ボサノバやMPB、サンバまで及ぶスタンダード、自作のボサノバ、英語で歌うポップスなど、これまでのりこさんが表現してきた音世界を自由に行き来する内容で、非常に聴き応えのあるライブとなりました。

いつのころからか、いいライブは心に留めさえすればいいと思うようになって、ライブの記録には興味がなくなってしまったのですが、この日は、最近Cafe Dufiに取付けられたスポットライトの効果がとても印象的だったので、のりこさんにお願いして、2ndステージの写真を撮らせていただきました。
しかし、撮ってみると、こうして写真で切り取れるものは、経験していることや、写っている人の、ものすごく限定的な一部分だと思い知らされます。まともなデジカメを導入したばかりということもあって、撮りたいと思う最低限のニュアンスさえ、掬いきれているかどうか。
そして、画像に固定した瞬間から、それらは「写真」として、別の意味をまとい始めてしまう。難しいものですね。
(各写真はクリックで拡大します。転載は御遠慮ください。)

| Home |


