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JAZZ | 音楽 | CD
ポルトガルのジャズ・ピアニスト、ジョアン・パウロの参加CDを更に入手。

フランスのジャズ・オーボ工&コールアングレ奏者ジャン・リュック・フィロン(Jean-Luc Fillon)、打楽器奏者カルロ・リッツオ(Carlo Rizzo)とのトリオ2作品です。最近のジョアン・パウロは、このトリオでの活動が多いみたいですね。

リーダーはどちらもフィロンであるせいか、ジョアン・パウロ自身のアルバムと比べると、よりジャズの耳で聴ける内容です。
性格の似通った2作品ですが、地中海風のテーマが面白い"Flea Market"(2004, Cristal Records, CD04-21)に対し、"Oboa"(2003, DEUX Z, ZZ84135)の方はインプロビゼーション部分が聴きどころだと感じます。


サックスに比べてピッチの安定しているオーボエやクラリネットなどの直管の楽器は、理性的かつエキゾティックなメロディにはやはりよく合いますね。特にアルバム・タイトル曲"Flea Market"ではその魅力が存分に生きています。しかしこの曲は、アドリブに入ると"Nardis"と同じコード進行になり、フィロンが結構スィンギーに吹ける人なんだとわかります。

このアルバムの収録曲については、フィロンのホームページでライブ映像を見ることができますがCDよりはるかにエキサイティング!タンバリン型の打楽器から様々なビートを生み出すカルロ・リッツオのプレイも見ものです。↓
http://www.jeanlucfillon.com/main.php?page=video&design=beige


特徴的なテーマが並ぶ"Flea Matket"と比べると、少し地味な感じがする"Oboa"ですが、こちらはむしろ曲が展開してゆくにつれ、次第に輝きを増してゆき、はっとするようなフレーズやコードが現れてきます。よく歌うフィロンのオーボエに応えるように、ジョアン・パウロも美しいピアノで返し、こんなに華やかに活き活きと歌うこともできるのかと、新たな魅力を発見。2曲目"Atchoumba"終盤のソロ&アンサンブルの美麗さにはとろけそうになります。

インストの好きな人は、むしろこちらの方が満足できるかもしれません。

どちらもかなりいいアルバムだと思うのですが、残念ながら日本での流通は殆どなく、現在はamazon.fr等から購入する以外、入手方法はなさそうです。
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